ウガンダ通信 No.5 アフリカのウガンダってどんな国

 一体、アフリカに幾つの国があるのかと言うと56ほどあり、そのほとんどが1960年代以降の独立なのである。今なお、国境の紛争、あるいは内紛が続いている。

 ウガンダは、アフリカの東部にあり、国の中を赤道が横断する。この赤道線上には東側からソマリア、ケニア、ウガンダ、コンゴ、ガボンと西側に抜ける。ウガンダは赤道直下にもかかわらず、標高1200Mの高原に位置し、南には世界第2のビクトリア湖があり、気候は温暖である。日本で言えば、夏の軽井沢の気候が年間続くと思えば良いだろう。今年の日本は猛暑であったとかで、よく、日本から「今年の夏は暑くてかなわないが、そちらはもっと暑いのでしょう」とメールを頂くが、とんでもない、こちらは年中25度以上超えることはない、涼しいのである・

 さて、大した前知識も持たず、ウガンダに赴任してこの国をどう思えばよいか考えた。それは、もう日本との比較でしか考えられないからインターネットで引くことにした。インターネットにCIAのThe World Fact book を見つけ、おおさすがインターネット、CIAのデータが見ることができると自分で感心した。英文を読みつつ、わからない単語に印をつけて辞書引いたりしてみた。さんざん苦労して見たがこれは徒労であった。

 何のことはない、日本語でアフリカ、ウガンダと引けば良いだけであった。世界の国々/アフリカのホームページがあることをこのあと知った。実にインターネットは便利である。

 ウガンダのデータ 人口約2500万人、人口増加3%、平均寿命43.8歳

宗教 カトリック33%、プロテスタント32%、原始宗教、イスラム教

1人当たり所得(GNI/人)280USドル 日本の156分の1

職業構成 農業 82% 工業 5% サービス 13% (1999)

 写真は、ジンジャという処で、この国の首都カンパラから東へ60km行ったところである。此処がナイル川の源流の地といわれている。