●2● JISSEN NEWS 2005.冬 No.146

 ここに、不況に対する考え方の日本とアメリカの考え方の違いを感じます。すなわち
1)個人
日本では、失業すると先ず生活を考える。アメリカでは、次の仕事のために、何が足りないかを考える。
2)企業
日本では、如何に本業を残すかを考える。アメリカでは、社会の動きに対して、どんなビジネスが起きるかを考える。
3)国家
日本では、如何に社会を安定させるかを考える。アメリカでは、いかに社会を流動化(活性化)させるかを考える。
「Change is Chance」、流れる水は澱まない。協会は常に歩み続けねばなりません。
大変長くなりましたが、最後に皆様の協会に対するご支援をお願い致します。
 
2004.12.18 原稿受理




実践教育訓練研究協会理事就任ごあいさつ

社団法人実践教育訓練研究協会 理事
中国職業能力開発大学校 原 圭吾
 このたび理事へ就任しました原と申します。 実践教育研究協会は運営費の大幅な削減や、若手会員の減少など大変厳しい状況を迎えています。そのような中で、私のような若輩者の理事就任は、新しい発想での変革が期待されていると感じています。特に会員数の増加は、組織強化のためにも、早急に取り組まなければならない課題です。そのためには、会員に対し目に見える形でのメリットが必要だと思います。私が任期を務めさせていただく間、様々な問題に対し、具体的な提案や行動を起こしていきたいと思います。皆様方からのご指導を何卒よろしくお願い申し上げます。
2004.11.15 原稿受理

実践教育訓練研究協会理事就任ごあいさつ

社団法人実践教育訓練研究協会 理事
山形県立産業技術短期大学校 千秋 広幸
 日本初の県立短大校としてスタートした山形県立産業技術短期大学校も 10年を経過しました。私は 1994年から県立短大校関係のパイプ役として活動してきました。県立短大校は、県内での活動が中心であり、多方面との交流手段は各種学会や個人のネットワークに限られます。毎年、各所で実施される研究発表会や各施設見学に参加し、同じ悩みをもつ仲間との意見交換を行ってきました。発表される内容も実務に直結するものが多く、意見交換も可能なこの会は本当に貴重な存在です。 電気・電子・情報系の分野は変化の激しい分野です。私が 10年前のジャーナルで発表した内容を省みると隔世の感があります。しかしながら、この進化の度合いは鈍るどころか更に高度に進化を遂げようとしています。こんな時代だからこそ、切磋琢磨する場の存在が重要と考えます。会の理念に沿って「価値ある交流の場」を目指し活動していきます。今後ともご指導ご協力をよろしくお願い申し上げます。
2005.2.25 原稿受理