建築・デザイン系

パソコンのシャイプアップ

 パソコンを使っていると、使いもしない無駄ファイルが増えていくものです。 PCメーカーの付属ソフトのように明らかに 使わない とわかるものもあれば、隠れていて気がつかないものもあります。
 下記にあげたものを参考にしてパソコンをシェイプアップしましょう(すべてを実行する必要はありません)。

※ 本稿は、Windows XP を前提に記述されています

 

 Update 適用後のバックアップファイルを削除

 スキャンディスクのエラーファイル「File000x.chk」を削除する

 ISP (Internet Service Provider)簡単接続ユーティリティを削除

 標準で付属するアプリケーションの削除

 PCメーカー独自のユーティリティを削除

 自動起動ソフトの削除

 画像、動画、音声、ヘルプ・・・使わないファイルを削除

 使わないフォントを削除してWindowsの起動時間を短くする

 Outlook Expressで受信したメールをコンパクト化する

 ディスクク リーンアップで、Temporaryファイルなどを削除する

 システムの復元 ポイントを最新のものだけ残して削除する


 Updete 適用後のバックアップファイルを削除
 XP に Service Pack を導入すると、250MBほどのバックアップファイルが作成されてしまいます。
 また、Microsoft Update または Windows Update を適用すると、適用解除のためのバックアップファイルが作成されてしまいます。 適用解除、つまりPC を「元の危険な状態に戻す」ことはしないでしょうから、必要がなければ削除しておきましょう。
1. Cドライブの「WINDOWS」フォルダで、
メニュー「ツール」 → 「フォルダオプション」の「表示」タブをクリック
2. すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェック
3. 保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックをはずす
4. 登録されている拡張子は表示しない」のチェックをはずす
5. Service Pack 用バックアップフォルダ 「$NtServicePackUninstall$」 をフォルダごと削除する
6. $NtUninstall...」で始まるUpdate 用バックアップフォルダをフォルダごと削除する
7. フォルダオプションを元に戻す
 

※ レジストリを編集することでさらに機能強化が図れますが、編集を誤るとパソコン自体が起動しなくなることもあるので注意して、なおかつ 自己責任 において編集してください。
 
スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」で
regedit」と入力してレジストリエディタを起動
HKEY_LOCAL_MACHINE
 \SOFTWARE
 \Microsoft
 \Windows
 \CurrentVersion
 \Uninstall
 \Windows XP Service Pack
の キー を削除して再起動

▲ このページのTOPへ


 スキャンディスクのエラーファイル「File000x.chk」を削除する
 スキャンディスクを実行したとき、エラーが発生したセクターに記録されている情報をファイル化して保存したものが「File000x.chk(xは任意の数字)」です。 一見重要そうなファイルですが、何の役にも立たないので見つけ次第削除します。
*.chk」をキーワードとしてCドライブで検索をかけ、検出されたファイルを削除する

( [Windows] + [F] キーで「検索」を起動できる)

※ あまりにもたくさんの「File000x.chk」ができるようであれば、HDDが物理的に破損している可能性が高いので、早急に対策を講じる必要がある。

▲ このページのTOPへ


 ISP(Internet Service Provider)簡単接続ユーティリティを削除
 標準で付属するアプリケーションの削除

1. Webサーバー、MP3作成、ボイスチャット、ホームページ作成、拡大表示、ウィルスチェックソフトの登録、ウィルスパターンのアップデート、ファイアウォール、デジカメ画像取り込み・編集、DV編集、CD-Rライティング、DVDプレイヤー、オンライン画像アルバム作成、画像アルバム作成、およびこれらのアップデートソフトなど
2. アンインストール中に、他のソフトと共有しているファイル(「DLL」「OCX」など)を削除するかどうかのメッセージが出ますが、基本的にこれら共有ファイルは削除しないほうがいいでしょう
すべていいえ」を選んでおいてください
3. アンインストール後に「完全にアンインストールできませんでした」と表示されることもありますが、その場合はアンインストールできなかったというファイル、フォルダをメモしておき、エクスプローラでフォルダごと削除してください

▲ このページのTOPへ


 PCメーカー独自のユーティリティを削除

 PCメーカーのパソコンを購入した場合、「これでもか」というほどのアプリケーションソフトが付属しています。ほとんど使うことがない無駄な付属ソフトは削除してしまって、HDDの容量を確保しましょう。
1. PCメーカーからの修正モジュールや情報通知ツール、PCメーカー提携ISPの各種機能が利用できるIEツールバー、分野別ポータルサイトへ移動できるデスクトップツールバー、Webサーバー作成ドキュメント、PCを共有しているユーザー間で利用できるスケジューラー、インターネット設定ツール、マウスクリック設定ツール、生活情報を表示できるスケジューラーなど
2. PDFやHTMLで作成されたメーカー独自のマニュアルはHDDに残しておく必要はありません。トラブル時など将来使うかもしれないヘルプドキュメントだけCD-Rなどにバックアップしてその他はすべて消去するとよい
3. マイコンピュータからもフォルダごと削除する
バンドルアプリケーションのインストーラー、用語集、ヘルプ集、デバイスドライバに関するQ&A、ユーティリティへのショートカット、文字コンバータなど
4. スタートメニュー内、スタートアップフォルダ内、デスクトップの余計なショートカットアイコンも削除する
5. PCメーカーによる製品電子マニュアル、バンドルアプリケーションのインストーラー、PCメーカー提携ISPのアイコン、利用者登録アイコン、インターネット開始解説など

▲ このページのTOPへ


 自動起動ソフトの削除

 パソコンの起動時に自動的に実行され、常駐するソフトがあります。 タスクバーの右端にズラズラとアイコンが並ぶようであれば、ひとつずつどんな作業をするソフトなのか確認し、終了させることもできますが、次回起動時に再び常駐してしまいます。 常駐しているだけでもメモリの浪費につながりますので、不要な自動起動の常駐ソフトは自動起動しないように設定しましょう。
1. スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」で「 msconfig 」と入力
2. スタートアップ」から停止したい自動起動ソフトのチェックをはずす

※ 絶対に止めてはいけないもの(XP)
 IMJPMIG
(日本語変換ソフトMS-IME2002)
 TINTSETUP(MS-IME2002のIntelligent IME機能)
 ctfmon(言語バー)

※ 止めても大きな問題にならないもの
 msmsgs
( Windows Messenger )
3. 再起動後に表示されるダイアログの「Windowsの開始時に・・・」にチェックを入れて[OK] をクリック
4. PCメーカーによっては、1GB弱〜1.5GB強までダイエットできるそうです

▲ このページのTOPへ


 画像、動画、音声、ヘルプ・・・使わないファイルを削除
1. 拡張子が「bmp」 「jpgjpeg」 「gif」 「hlp」 「pdf」 「wav」 「avimpgmpeg」であるものを検索し、内容を確認の上、不要なものは削除する

( [Windows] + [F] キーで「検索」を起動できる)

2. 拡張子が「tmp」であるファイルは、OSやアプリケーションが一時的に使う作業用のファイルであるので削除してもよい

▲ このページのTOPへ


 使わないフォント削除してWindowsの起動時間を短くする

 Windowsは起動時に、インストールされているフォントをすべて読み込むため、フォントがたくさん入っているPCでは起動に時間がかかります。

1. コントロールパネル → 「フォント
2. アイコンが緑色のフォントはシステムで利用されているので、削除しない
3. アイコンをダブルクリックすればサンプルが表示されます
削除に不安な場合は「マイドキュメント」フォルダなどにフォントファイルを移動させて問題がないか確認したうえで削除します

▲ このページのTOPへ


 Outlook Expressで受信したメールをコンパクト化する
1. Outlook Express のメニュー → 「ツール」 → 「オプション
2. メンテナンス」タブの、「メッセージのクリーンアップ」で「終了時に、[削除済みアイテム]を空にする」にチェックを入れる
3. メンテナンス」タブの、「メッセージのクリーンアップ」で、定期的に [整理する] ボタンをクリックし、次に開くダイアログで [最適化する] ボタンをクリックすれば、不要なヘッダー情報が削除されます

▲ このページのTOPへ


 ディスクク リーンアップで、Temporaryファイルなどを削除する
 Temporary Internet Files は、Webサイトへのアクセスを速くするためのもので、Webページの内容がそのまま保存されていきます。毎日使用しているのなら2週間に1度はディスクク リーンアップを実行しておきましょう。
1. スタートメニュー → 「アクセサリ」 → 「システムツール」 → 「ディスククリーンアップ」を実行

または、「マイコンピュータ」の Cドライブ の 右クリックメニュー から「プロパティ」を開き、「ディスククリーンアップ」を起動

2. Temporary Internet Files」や「ごみ箱」など不要なファイルにチェックを入れて [OK] をクリック

また、IEで、「ツール」 → 「インターネットオプション」を選び、
詳細設定」タブの、「セキュリティ」グループにある
ブラウザを閉じたとき、[Temporary Internet Files]フォルダを空にする」にチェックを入れておくのもよい

3. ごみ箱」は、デスクトップの「ごみ箱」アイコンの 右クリックメニュー から「プロパティ」を選ぶ
オプション」タブの「ごみ箱にファイルを移動しないで、削除と同時にファイルを消す」にチェックを入れる
必要に応じて「全ドライブで同じ設定を使う」にもチェックを入れる

▲ このページのTOPへ


 システムの復元 ポイントを最新のものだけ残して削除する
スタートメニュー → 「アクセサリ」 → 「システムツール」 → 「ディスククリーンアップ」を実行

または、「マイコンピュータ」の Cドライブ の 右クリックメニュー から「プロパティ」を開き、「ディスククリーンアップ」を起動

詳細オプション」タブにある「システムの復元」項目の「クリーンアップ」をクリック

▲ このページのTOPへ