●7● JISSEN NEWS 2006.冬 No.150


 2005(平成17)年11月12日(土)に滋賀県近江八幡市にあります近畿職業能力開発大学校附属滋賀職業能力開発短期大学校(以下滋賀短大校という)で近畿地域支部主催の第8回教育訓練事例発表会(以下 事例発表会という)、2005(平成17)年度通常総会(以下 総会という)が開催されました。事例発表会で発表された方々のテーマ名と発表者は下記の通りです。参加者は10名でした。

(1)クールパイプに関する研究
     安藤 正博氏  近畿職業能力開発大学校附属滋賀職業能力開発短期大学校
(2)木造住宅におけるツーバイフォー工法について
     秦  啓祐氏  近畿職業能力開発大学校附属滋賀職業能力開発短期大学校
(3) 建築施工系インターンシップの事例報告
     杉本 誠一氏  近畿職業能力開発大学校
(4)情報技術科におけるハードウェア教育に関する考察
  −電子ブロックを用いた基礎計測実験の取り組み−
     西山 勉氏   近畿職業能力開発大学校
(5)国際協力における人材教育の現状
  −ウガンダ共和国ナカワ職業訓練プロジェクト−
     宝来 利憲氏  近畿職業能力開発大学校附属滋賀職業能力開発短期大学校
       *山見元理事の「ウガンダ通信No.7」
       http://www.jissen.or.jp/course/ma/uganda/contents.htm参照

 なお、事例発表会に先立ち開催されました通常総会では総会議案書の式次第にしたがって、2004年度の活動報告、決算報告がなされた後、2005年度の活動方針、予算案などが提案され全会一致で承認されました。また、事例発表会の後、草津市で開催された懇親会では、事例発表会、総会の内容について活発な意見交換が行われ有意義な一日となりました。
 さて、事例発表会は今回で8回目を迎えますが、年々参加者が減少しており、とうとう10人まで減ってしまいました。第1回目もこの程度だったと記憶しておりますが振り出しに戻ったという感じです。発表会の日時の設定も開催会場である滋賀短大校の学園祭に合わせて行ったのですが、うまくいかなかったようです。広報の方法にも問題があったかもしれませんが、来年度も人数が減ったからといって中止するつもりはありません。是非、この事例発表会の火を消さずに毎年開催して行きたいと考えています。皆さんのご協力あっての事例発表会です。2006年度(11月を予定)は是非参加していただくようお願いいたします。


             (実践教育訓練研究協会近畿地域支部 事務局 堀田多喜雄)